リアルな話をしよう。28歳未経験のIT業界への転職の3つの壁について

リアルな話をしよう。28歳未経験のIT業界への転職の3つの壁について

2023-02-22

こんにちは、Ikoba(@ikoba0911)です。 今回は転職活動時の振り返り記事になります。

※ この記事は2019年5月ごろ、自分が過去に未経験からIT業界に転職した際に感じた内容をつらつらと書いたものになります。
※ 現在の状況や感想とは異なりますが、備忘録的に当時の感情や状況を残すためそのまま移動しています。

目次

年齢の壁

何はともあれこれは本当にデカイ!!
未経験に限るかと思いますがどの業界も年齢に関してはとてもシビアです。
ある程度日本企業気質が強く、安定営業を目指す会社であればたとえ好印象であっても、1歳年齢が若いだけで基本的に優先をされます。
これは紛れも無い現実であり、目の背けようの無い事実です。
それは当然の話というか1年という時間はとても長く価値のあるものにできる”可能性がある”からです。
とすれば私のできることは上記の可能性以上の価値を現時点で提示する。
もしくは年齢を感じさせない”可能性”を示唆させる必要があります。

扱いづらさの壁

これもかなりのウェイトを占めていると感じますが。
面接でよく言われるのが「エンジニア志望なのにかなり喋られますね」という部分。
勿論これが良い方向に取っていただけるケースもありますが未経験でポテンシャル枠の場合、営業経験から”扱いづらさ”みたいのが出るのかもしれません。
元々営業職故に言葉が達者だからこちらが丸め込まれるかも!?みたいな変な印象があるのかもしれませんね。
フレッシュさを主目的にされている企業様は多くありますのでそういった企業様には逆に印象はよく無いのかもしれません。
企業様がどんな人材を求めているか合わせて、回答の時間や内容を調整してくのは内定を得る近道としては有効かもしれません。
勿論自分を曲げて後悔するくらいなら、適度なレベルで留めておくことも大切です。

志望分野と供給の壁

これは完全に私のリサーチ不足というか身の丈に合わない発言が多くあったと反省しています。
例を出すならかなり多くに企業様で聞かれたこの質問
「フロントサイドとバックサイドならどちらが興味がありますか」
これ。
全体の割合としてフロントサイドに興味があると回答している方がほとんどのようでタダでされ上記2点の壁のせいで私は条件がキツイだけにこの回答でフロントサイドと答えた場合は印象が悪くなることが多いです。
ぶっちゃけ実務経験がない故になかなか今の段階でこの判断をするのは難しいのですが単純にバックサイドを志望していますという発言だけで印象が良くなるケースが少なくありませんでした。
結局入ってしまえば両方の業務を行っている会社であれば、その後の取り組みでフロントサイドにも触れることができるかと思うのでこういった確率論で好印象が欲しい方は上記質問に対して、論理的にバックサイドへの興味を語ると印象が良くなるかもしれません。

当時考えた最善手

では私がどういったアクションで次の転職活動や面接に向き合えばいいかと言えば
極論、トライアンドエラーのみ
です。
営業もそうですが結局試行回数が全てだと考えます。
完全にこの能力があって、この水準のコミュニケーションが取れて、みたいなサイコパスの世界みたいな管理システムがない以上は人の偏見が大きく介入した選考になります。
勿論私なりに至らない点も多々あるのでそこは修正して行きたいと感じていますが過度にいまのスタンスや人間性を捻じ曲げてまで転職活動を終息させるのは本意ではありません。
それなら前職を辞めた意味は無かったですしね!
ただこういった現実があることもまた事実ですので参考程度に頭の隅にでも置いておいてもらえると嬉しいです。

まとめ

・年齢の壁がやはり大きい、今後の可能性や現在の若手に負けない付加価値を提示しよう
・扱いづらさはやはり年齢と共について回る、志望企業に合わせて自分を演出しよう
・フロントサイドは供給過多、もし好印象を確率的に貰いたいのであればバックサイドの可能性も示唆